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whitepaper【41】シニア対象調査結果に基づいた、読みやすさの要素研究 Vol.5「漢字混じり率」考

 当研究室では、2023年1月にシニア世代の男女327名を対象に、紙媒体を用いての読みやすさに関する調査を実施しました。

 対象としたグラフィック要素は以下の通りです。
 ・文字の大きさ
 ・1行の文字数
 ・書体
 ・行間
 ・字間
 ・段落の分け方
 ・漢字混じり率
 ・文字の背景の色の濃度
 ・白ヌキ文字の背景の色の濃度
 ・横書きか縦書きか
 ・版面率
 ・ 1センテンスの文字数
 ・見出しの書体
 ・コントラスト比

 本稿では【漢字混じり率】に着目しました。読みやすさを考える上で、文字の大きさや行間ほどには注目を集めない要素ですが、字面が穏やかかどうか、画数の多い漢字で黒々としていないかは、読みやすさを左右します。

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