用語集
な行
用語一覧
日常生活に影響のある者率
(にちじょうせいかつにえいきょうのあるものりつ)
人口1,000人当たりの「現在、健康上の問題で、日常生活動作、外出、仕事、家事、学業、運動等に影響のある者(入院者を除く)」の数。258.2と有訴者率の約半分になっている。年齢階級別、男女別にみると、年齢層が高いほど上昇し、また、70歳代後半以降の年齢層において女性が男性を上回っている(平成25年国民生活基礎調査)
逃げ切り世代
(にげきりせだい)
老後安泰世代のこと。「何から逃げ切ったか」によって、捉え方は多々。リストラにあわず退職金を得て年金支給を60歳から得られた世代を呼ぶこともあれば、団塊の世代を呼ぶことも、その下の世代を呼ぶこともある。より少ない人数で高齢者を支える若い世代から、皮肉を込めて使われることもある
日本再興戦略2016
(にほんさいこうせんりゃくにせんじゅうろく)
安倍政権が2016年に掲げた、名目GDP600兆円に向けた日本の成長戦略。①「第4次産業革命」の実現による、新たな有望成長市場の創出・拡大 ②国家戦略特区の活用など、生産性の抜本的向上 ③国内外のトップ人材を集め、新たな産業構造への転換を支える人材強化などを柱とする
入眠困難
(にゅうみんこんなん)
寝床に入ってもなかなか寝付かれない症状。加齢とともに症状を有する者の率が、男女ともに高くなる。80歳以上では男性30%、女性40%(1997年秋実施、全国疫学調査)が入眠困難。睡眠薬を常用する人も多い。高齢者に多い周期性四肢運動障害やレストレスレッグス症候群による場合もある
認知症サポーター
(にんちしょうさぽーたー)
「認知症対応」を前面に打ち出した保険。脳血管性やアルツハイマー型などの認知症と医師に診断され、「時間」「場所」「人物」のいずれかを認識できない状態が一定期間(半年など)継続した場合、一時金が支給される。2020年現在、認知症患者は600万人時代(※)を超え、保険商品では異例のヒットとなっている(※「平成29年度版高齢社会白書」)
認知症特化型保険
(にんちしょうとっかがたほけん)
「認知症対応」を前面に打ち出した保険。脳血管性やアルツハイマー型などの認知症と医師に診断され、「時間」「場所」「人物」のいずれかを認識できない状態が一定期間(半年など)継続した場合、一時金が支給される。認知症患者500万人時代を迎え、保険商品では異例のヒットとなっている
濡れ落ち葉・ワシモ族
(ぬれおちば・わしもぞく)
いずれも妻から離れない夫の表現。前者は払ってもなかなか離れない濡れ落ち葉に準えている。後者は妻が出かけようとすると「ワシも」と妻にくっついて行く様。社会的ネットワークの規模が小さい、家事遂行能力が低い、コミュニティ力の低い男性は、配偶者への依存度が高いと考えられる
熱中症
(ねっちゅうしょう)
高温環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体内の調整機能が破綻。発汗できず熱がこもった状態になり、けいれんや頭痛などさまざまな症状があらわれ、死に至る場合もある。高齢者は熱中症をおこしやすいため、こまめな水分補給を促したり、トイレを利用しやすい環境づくりが大切
年金支給開始年齢(繰下げ受給)
(ねんきんしきゅうかいしねんれい(くりさげじゅきゅう))
公的年金の受給開始年齢は原則65歳だが、本人が希望すれば66歳以降から受けることができ、これを繰下げ支給と言う。その場合、年金額は、受け始める年齢に応じて、本来の老齢基礎年金額が一定の率で増額され、その額が一生続く
年金支給日
(ねんきんしきゅうび)
国民年金、厚生年金の支給日は偶数月の15日。 2ヶ月分の年金がまとめて支払われる。15日が土曜日または日曜日のときは金曜日に、祝日のときは、直前の平日に支払われる。このタイミングに合わせ流通業界では「シニア割引」や「ポイントアップ」を実施してシニアの集客を図っている