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市場・消費関連データ

2021/07/14

シニアの懐具合はさまざま

データサマリー

  •  最新の調査によると、貯蓄額の「平均値」は30代では591万円である。「みんなそんなにあるのか」と感じる同世代が多い。その理由は、平均値は少数の高額貯蓄保有世帯によって大きく引き上げられることがあるため、平均値だけでみると、多くの世帯が実感とかけ離れた印象を持ってしまうためでる。
     そこで平均値と違い極端な数字の影響を受けにくい「中央値」を見ると400万円となり、それなりに納得のゆく値となる。
     「中央値」は、「データを小さい(または大きい)順に並べ、真ん中に来る値」のこと。30歳代でその差は191万円。それが60歳代になると平均額は1,745万円、中央値は875万円、その差884万円に開く(グラフ1)。

     60歳代の貯蓄額の平均値は1,745万円、中央値は875万円。老後に準備しておきたいといわれる2,000万円にはとても届かない。しかし、上記のように2,000万円以上の貯蓄がある世帯は約4割(40.3%)に上る。
     いっぽう、かなり不安な1,000万円以下の世帯も約4割(38.7%)ある。「シニアはリッチ」という言葉、ある意味で真実で、ある意味で真実ではない(グラフ2)。

【出典】いずれも令和2(2020)年 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]調査結果」より作成